国民健康保険加入してますか？

国民健康保険の保険料の計算方法は市区町村によって異なります。

市区町村によっては、保険料ではなく保険税として徴収しています。

渋谷区の平成21年度の保険料の例を見てみましょう。

国民健康保険の保険料は、医療分の保険料 ＋ 後期高齢者支援金分の保険料 ＋ 介護分の保険料 の合計です。

介護分の保険料は40歳～64歳の加入者のいる世帯にかかります。

医療分は、加入者全員の平成21年度の住民税合計額×68/100 ＋ 加入者数×27,600円 となり、最高限度額は47万円です。

後期高齢者支援金分は、加入者全員の平成21年度の住民税合計額×26/100 ＋ 加入者数×9,600円 で、最高限度額は12万円です。

介護分は、40歳～64歳の加入者全員の平成21年度住民税合計額×11/100 ＋ 40歳～64歳の加入者数× 11,100円で、最高限度額は10万円です。

医療分・後期高齢者支援金分・介護分それぞれの所得割額と均等割額の合計(限度額あり)が年間保険料となっています。

神戸市の場合は、所得割額・均等割額・世帯別平等割額の合計です。

平成21年度の計算方法で比べてみましょう。

医療分は、平成21年度算定用所得額(市県民税額-県民課税額)×0.1417 ＋ 加入者数×24,430円 ＋ 27,580円 で最高限度額は47万円。

後期高齢者支援金分は、平成21年度算定用所得額×0.0401 ＋ 加入者数×6,680円 ＋ 7,540円 で、最高限度額は12万円。

介護分は、40歳～64歳の加入者の平成21年度算定用所得額×0.031 ＋ 40歳～64歳の加入者数× 6,230円 ＋ 5,050円で、最高限度額は10万円です。

このように、市区町村により計算の方法が異なるため住んでいる場所や所得額、40歳～64歳の人がいるかどうかなど様々な要因で保険料の金額が異なってきます。

お住まいの市区町村では、どのような計算方法になっているのか、一度確認しておくとよいでしょう。

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