国民健康保険加入してますか？

国民健康保険の保険者は、市区町村と国民健康保険組合の2つに分かれています。

平成19年3月末現在の加入者数は市区町村の国民健康保険加入者が4,738万人に対して、国民健康保険組合加入者が389万人です。

国民健康保険組合とは、市区町村運営の国民健康保険とは別のものです。

建築業や医師、歯科医師、薬剤師、理容美容業などの同種同業者で成り立っている国民健康保険組合が全国に165あります。

国民健康保険組合は国保組合とも呼ばれます。加入対象は同業で働く人、およびその扶養家族です。

市区町村の国民健康保険と同じ給付の他にも、国民健康保険組合独自の給付やサービスがあるのも特長です。

全国建設工事国民健康保険組合(建設国保)では、組合員が病気やケガで入院した際、1日4,000円の傷病手当金が受けられます。

出産で仕事を休んだ時の出産手当金も1日につき4,000円支給が受けられます。

福利厚生サービスとして指定保養所が利用できます。

保険料も市区町村とは異なるので注意が必要です。

また、各国民健康保険組合によって保険料も異なります。

建設国保は組合員の年齢によって保険料が異なります。

兵庫県薬剤師国民健康保険組合は、資格区分によって保険料が異なります。

明石浦国民健康保険組合の保険料は、水揚高割と均等割の合算額です。

このように、国民健康保険組合には一般の国民健康保険と異なる保険料や給付内容があります。

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